境界干渉

「NO.6」写真集制作ブログ

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冬コミお疲れさまでした!&自家通販について

こんばんは、真鐘です。
まずは、あけましておめでとうございます!
そして、C85お疲れ様でした…!!
当日スペースに足を運んでくださった方々、本当にありがとうございましたヽ(;▽;)ノ

初めてのサークル参加でしたので、初っ端からてんやわんやしていたのですが、なんとか無事に終えることができました。
まだ終わってしまったという実感がなく、ふわふわした気持ちでおります…。

当日、予想外に多くの方が訪れてくださってとても嬉しかったです!
お知り合いの方も立ち寄ってくださり、差し入れもいただいたりして本当にありがたいことです…!!
初見さんもいらっしゃり、中にはカタログを見てわざわざ来てくださった方もいらっしゃって…お手紙とともに差し入れまでいただき、本当に幸せ者ですありがとうございました;////;

どうせ身内程度にしか頒布しないんだろうなーとか考えていたので、予定していた冊数よりも多く出ていって、帰り際の荷物の軽さに本気で泣きそうになりました…。
早速読んでくださった方には感想をもらい、プラスのお言葉ばかりでとても嬉しいです…!!
この写真集を読んで、6好きさんや6を知らない方のお心に少しでも何か響くものがあれば、という思いで必死こいて作ったので、いただいた感想一言一言を噛み締めております…;;;
本当にありがとうございました!



++++++++++


C85終了に伴い、通販の方を開始したいと思っております。
通販予約をしていただいた方には、後日振込先などの詳細をお送りしますので、そちらをご確認ください。

在庫があるため、事前にご予約いただいて無い方でもお申し込みいただけます。
通販フォームの方から、お名前、住所等をご記入の上、お気軽にご連絡くださいませ。


「跫音の軌跡」
B5サイズ/32p/フルカラー(オンデマンド)
通販価格:1500円(送料込)

ノベルティ:デザイン入りコットンバッグ


通販フォーム→こちら


申し込み後は、ご記入いただきましたご連絡先でやりとりさせていただきますので、よろしくお願い致します。

※自家通販となります。
スムーズなお取引を心がけますが、多少の連絡の遅れは大変申し訳ないのですがご容赦いただけると幸いです。
5日以上経っても連絡が無い場合は、御手数ですがメールフォームまたはツイッター(@truth_bell06)へお問い合わせください。


++++++++++


NO.6にとっての記念の年も終わり、一気に力が抜けていったような脱力感がありますが、まだまだNO.6への愛は健在です。
この作品でこうして形として残すことはお休みしようと思っていますが、やりたいことや企画したいことはいくつかあるので、精進し続けていきたいと思います…!
私自身がネズミさんに拗らせているので、前々から知人友人間でお話ししていたりするのですが、四季を巡るネズミさんを追いかけたいなぁ、とか考えています…逐一感動するネズミさんとか可愛くないですか。知らない世界を見て衝撃を受けるネズミさんとかたまらんかわいいけしからん。ゆるさん。


6は暫く温めておいて、次は違う作品でまた創作したいと思っております。
またこういう形でお目にかかる時があれば、その時は是非よろしくお願い申し上げます!



真鐘






追記にて、写真集について語っております。
写真を作るにあたっての考察や今の自身の解釈を記すためのものになります。
ネタバレですので、写真集未読の方はご注意ください。
かなり長いですが、よろしければ(笑)









冬コミが終わり、2013年が終わり、激動の一年が終わりました。
いま振り返ってみると、本当にがむしゃらで、常にギリギリの道を歩んできたこの一年に、よくぞここまで諦めずに続けられたなぁ、と自分たちに呆れ返っております。
当初、この創作は私一人で行う予定で考案していたのですが、自分がやりたいことにはどうしてももう一人必要だという結論の結果、椎那さんを引っ張り込むこととなりました。今になっては、彼女に迷惑をかけたな、と反省しております。ほんのちょっとだけ。

NO.6は私にとって本当に大切な、10年以上思い入れてきた作品でした。初めて本格的にコスプレをしたのもネズミでしたし、形に残そうと思ったのもこの作品が初めてです。
その当時抱いた気持ちと曖昧模糊であった完成の形は、今回の写真集とあまり変わりません。
異なる価値観や理想論を持ち、ちぐはぐで絶対に相容れないはずの彼らが、互いを影響しあいながらも自身が抱く世界を崩さないその姿に、驚きにも似た感想を抱きました。
あさのあつこ先生の作品はどれも登場人物が魅力的ですが、ここまでいろいろと考えさせられ、心を揺さぶられたキャラクターは初めてでした。
揺らぎながらも折れない紫苑とネズミに、ひどく惹かれました。

今回、写真集として形に残したのは、紫苑とネズミの一面にすぎません。
たくさんの考えや解釈が頭を埋め尽くし、どうしても一つにまとめきれなかったため、大きな流れとして彼らを追いかけることにしました。
本当は一つ一つの出来事をみっちり追い詰めるたかったのですが、そうすると収集がつかなくなってしまうので、泣く泣く諦めました…(笑)

以下、各論点の説明です。



◆中身の概要
要するに、異なる世界同士が出逢い、隣を並んで進み、各々が歩む道へと別れた、ということになります。
コンセプトは「道」だったので、どうしても写真の中に道を連想させるものをいれたく、花の道を作ったり光の道を作ったり、写真に合う道で撮るためあちこちでロケしたり…
何処か出かける先々で常に、こういう道がいいあんな道で撮りたい、それしか考えていなかったような気がします。
うまく撮れなくてあたり前な、そんな撮影の日々でした。

道以外には、表情にとても気をつけました。
特に紫苑の冷徹な顔とネズミの泣き顔にはこだわりました…ネズミの不細工顔をどうぞ存分に笑ってやってくださいw



◆言葉について
当初、言葉少なめに写真のみを多くして作っていこう、と決めていたのですが、編集しているうちにどうしても、言葉を添えざるを得ませんでした。
というのも、一冊で彼らの出逢いから別れを表現するためにはどうしても言葉の力も必要でしたし、写真のみで魅せるには自分たちがあまりにも力量不足だったからです。
それでも綴る言葉は最小限に少なくし、抽象的でありながらも何をどう示しているのかわかるよう、言葉選びにはとても注意を払いました。
言葉すらも写真の一部になれば、と思い、様々な工夫を凝らしたつもりです。

個人的に気に入ってるのは、紫苑さんが耳を塞いで絶望しているところでしょうか。



◆タイトルについて
タイトルには本当に悩まされました。
何故日本語にしたかというと、いろんな本やネットのページを片手に椎那さんと頭突っつきあいながら議論した結果、外国語よりもぱっと見で意味が理解しやすいのと、印象に残りやすいのではないか、と考えたからです。
小難しい英語などよりも、日本語の方が考えやすかった、という理由もあります。

「跫音の軌跡」を解読していきますと、「跫音」は「空谷の跫音」ということわざから取ってきています。
空谷は人がいない寂しい谷、跫音はあしおと。
そこからあしおとという意の「跫音」を取り、人や物事が辿ってきた跡という意の「軌跡」をつけ加え、「各々のあしおとが辿る跡」という意味を込めて「跫音の軌跡」と付けました。
タイトル通りの中身が伴われていれば良いのですが。



◆NO.6モチーフ
表紙や1p〜3pに渡って登場するモチーフですが、あれには自分たちの解釈を旧約聖書のアダムとイヴの話に則って形にしています。

鳥籠は、NO.6を囲う外壁であったり、支配を示しています。
その中に捕らわれ管理された人々を模した、林檎を。そこから這い出てくるのは寄生蜂、エリウリアス、その両方である羽。突きたてられた憎しみが込められたナイフはネズミを示し、それら全てを覆う蛇は、紫苑を意図しています。

形のない漠然としたものを形にしたくて、モチーフというものを作りました。



◆沙布
紫苑を語るにあたり、沙布ちゃんの存在は決してぞんざいな扱いではいけないと考えています。
幼少の頃の友情、ロストタウンに移り住んでからの交遊。紫苑の世界に否が応でも、沙布という少女は組み込まれています。
彼女が攫われたと知った時、紫苑が迷うことなくネズミを捨てたのは何故。眼前に広がる現実を投げ打って仮初に戻ると決めたのは、何故。
紫苑の心情を考察するにはかかせない沙布を、どうしても写真集に組み込みたかったのです。

作中の写真のイメージは、捕えられた沙布の回想から、紫苑と紫苑の花について話しているシーンです。
沙布を頼んだ沙縁さんには、ハーフコートやマフラーや表情にいろいろと文句つけたり指示だしたりしてほんとご迷惑おかけしました…とても良い沙布ちゃんでした。



◆大人ネズミと大人紫苑
最後の方の互いに背を向ける別れのページで、紫苑とネズミを捏造の大人にしております。
これは実は、大きくなっても互いの道が交わることはない、という、バッドエンド的な示唆を含めていれました。
ビヨンドを読んだ後もあり、本当は嘆くネズミと冷徹な紫苑さんの写真もいれたかったのですが、それではあんまりにもあんまりなのでやめて、あのようなページにしました。
一縷の望みをいれるための言葉を添え、足元を花の道で繋げ、別れを示しつつも僅かな希望を見出せるように。
道は交わらずとも、また近づいて手を伸ばして、触れ合うことはあると、願っているから。

眼鏡紫苑と長髪ネズミは私の趣味です。おいしい。



◆32p目
所謂「あとがき」のあとに、どうしてもいれたい写真でした。
NO.6を去ったネズミは、紙面でしか得なかった知識を目の前にした時、どのように感じるのだろうか。果てしない空と海を見たとき、どんな反応を示すのだろうか。
ハッピーエンドではないけれど、バッドエンドでもない。多くの人と景色と経験を手に入れたネズミは、どのような道を歩むのだろうか。
そういう意図を込めて、海を見て思わず駆け出すネズミさんを最後にしました。
結局、再び紫苑の道とネズミの道が近づくのは、ネズミの意思一つだと思うのです。

当初は砂漠で行き倒れさせたかったのですが、砂丘に行く機会に恵まれず海になりました。
この日に椎那さんのiPhoneがおよそ30分の間も波間を漂いながらも見事生還を成したという奇跡体験を私は忘れない、、、




語ると果てがなくなってしまうので、このあたりで口を閉ざしたいと思います。
NO.6は年々、少しずつ考察が付け足されたり変化したりしていくので、何年後かに自分がどのような考え方をしているかとても楽しみです。
とりあえずあさの先生はビヨンドの続きを…はよ……_(:3」 ∠)_


それではまた、お目にかかる日まで。


真鐘
(何かあればTwitterまでどうぞ→@truth_bell06)

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